うなぎマメ知識

うなぎに関してのマメ知識をまとめました

お好みの内容のタイトルをクリックすると同じ番号のマメ知識が表示されます。
マメ知識1
今日は何処の産地のウナギを使用しているの
マメ知識7
ウナギのシッポは食べることができます
あおいやはいろいろな産地のウナギを使用しています。お客様がら良く聞かれることが「何処産のうなぎのを使用しているのですか?」ということです。
あおいやでは、ウナギの質を上げる為に養殖池のうなぎを問屋任せで仕入れています。国産うなぎで静岡(浜名湖・吉田)、愛知(一色・豊橋・)、宮崎、鹿児島、徳島、高知など時期により日替わりで使用しています。
ウナギのシッポとは裁かれて切り落とされる部分で料理として出されないものです。ウナギの体の脂質量は、後ろの部分が多く頭部とシッポの端は少なくなっています。
シッポはあまり脂がなく美味しい部分ではありませんが食べることはできます。ビタミンAは豊富に含まれています。
マメ知識2
ウナギ料理にはどんな種類があるのか
マメ知識8
浜松うなぎ放流事業について
ウナギ料理と言っても沢山あります。骨を取り除きタレを付けて焼き上げる「蒲焼き」、タレを付けづにそのまま焼くだけの「白焼き」。そしてご飯に焼いたうなぎを乗せた「うな丼」と「うな重」。
これ以外にも細かくしたうなぎの蒲焼きをご飯に乗せた「ひつまぶし」、蒲焼きをせいろで蒸した「せいろ蒸し」、うなぎの内蔵である肝の「お吸い物」。主だった料理だけでもこれだけあります。
浜松市の重要な産業資源であるウナギの資源保護を図るため、産卵期を迎えた親ウナギを消費せずに海へ放つのが「浜名湖発親うなぎ放流事業」です。絶滅危惧種ニホンウナギの資源回復を目指すものです。マリアナ諸島沖へ産卵に向かう親ウナギを保護し、親ウナギを遠州灘に放流して産卵母体を増やすことが目的です。
浜名湖周辺の自治体や漁業関係者などでつくる「浜名湖地区水産振興協議会」と県、地元のウナギ販売組合、料理専門店振興会の官民が協力して取り組んでいます。
マメ知識3
ウナギは栄養の宝庫です
マメ知識9
今浜名湖のウナギ養殖は画期的なものでした

ウナギには沢山の栄養があります。赤血球をつくり出す鉄、歯や骨の維持に欠かせないカルシウム、目に良く老化・動脈硬化の予防に効くビタミンA、糖質・炭水化物をエネルギーに変えるビタミンB1があります。
また、脂肪を分解したんぱく質・糖質の代謝を良くするビタミンB2、サラサラの血液にして動脈硬化予防にも役立つビタミンEなど。うなぎは、大切な健康を守る食べ物です。

明治33年に服部倉治郎が、浜松の西区舞阪町に養鰻池を作りました。浜名湖で体長15cmぐらいに成長したウナギを捕ってきて養鰻池で育てるという、画期的な方法でウナギの養殖を始めました。
その後村松啓二郎が、卵からかえって間もないウナギから育てる方法で養殖を始めました。この養殖方法により、生産量を大幅に増やすことができるようになり、この方法は全国に広がってゆきました。
マメ知識4
どうして土用の丑の日にウナギなの
マメ知識10
ウナギの骨には多くの栄養素が含まれています
昔から暑さが続くと夏バテ防止として精のつくものを食べるとうい習慣がありましたがウナギ料理が定着したのは江戸時代でした。平賀源内が「今日は土用の丑の日」と書いた張り紙を出して宣伝し、売り上げ不振に悩んだウナギ屋を繁盛させたということです。他のウナギ屋も真似するようになりました。
ウナギの「う」と丑の日の「う」を結びつけ、習慣として定着させました。 また、丑の日に「う」のつくものを食べると健康に良いとの言い伝えがありました。
ウナギ骨粉末のカルシウム量は、牛乳の220倍となり100g中 に25,000mgもあります。
カルシウムの不足がちの方には、最適な食材かと思われます。その他、ビタミン・ミネラル・貝焼成カルシウム・マグネシウム・リン酸カルシウム・コンドロイチン等も含まれています。
マメ知識5
うなぎの肝には多くの栄養があります
マメ知識11
どうしてウナギに山椒をふりかけるのか
ウナギは滋養強壮に適していて、夏の疲労回復、体力維持に欠かせないものとして食べられてきました。
その中でも肝は特に栄養価が高く、うなぎの蒲焼の約2倍のビタミンA、アミノ酸類、ミネラル、DHA・EPAが含まれています。ウナギの肝は、健康維持のための栄養を多く含んでいます。
ウナギには脂が多くあるため胃もたれを起こしやすい食べ物です。
山椒は胃腸の機能を高めることができ消化を助けます。そのためウナギに山椒が付きます。
マメ知識6
ウナギの料理方法の関西と関東の違いは
マメ知識12
なぜウナギは体にヌメリがあるのか
商人の街大阪ではウナギは腹開きにしますが、侍の街江戸では切腹を嫌って背開きにしたと言われています。うなぎの頭の落とし方も関東では串を刺すまえに落としますが、関西では串を刺しタレをかけてから落とします。当店では、串を刺すまえに落とします。
また、関東ではタレの中にウナギをつけますが関西ではタレはうなぎにかけます。当店では、タレを大きなカメに入れておき、そのタレにうなぎを付けています。焼き方も関東では蒸してから焼くのに対し関西では蒸さずに焼きます。当店も蒸さずに焼いています。 このように西と東では、いろいろ違いがあって面白いですね。
ウナギは、エラ呼吸だけでなく皮膚呼吸もできます。皮膚から酸素を取り入れるためには、皮膚の表面に水分が必要となります。そのため皮膚表面からムチンという粘液を分泌して、水分を蓄え皮膚呼吸ができるようにしています。
それでウナギの表面はヌルヌルしているのです。このヌメリのおかげで陸上でも少しの水分があれば生きてゆくことができます。
トップへ